2025.11.07

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「楽しくてしょうがない」自然の中で働き、心も体もいきいきと 北海道の森林を守り育て、暮らしにも貢献する仕事の魅力

魅力②変わる働きやすさ…心も体も生き生きと

やりがいがあると同時に、働きやすさも魅力的な職場だといいます。

この道20年以上のベテラン・菊崎さんは、「月給に変わって、有給休暇もとりやすくなった」と話します。

以前は現場作業員は日給制で、雨で作業が中止になった日は日当が出ませんでした。
台風などで悪天候が続くと、働きたくても働けず、給料が減ってしまっていたといいます。

現在は月給制で、雨で休みになっても給料は変わらず、生活の安定性が増しました。

林業というと、体力仕事のイメージがあった堀内アナ。
「一日働いたら疲れ切ってもうヘトヘトになりますか?」と聞いてみたところ、菊崎さんは「自分は重機に乗っているので、体力的にはそんなに。昔より楽になった」と笑います。
まずはチェーンソーなど基本の技術を磨きますが、長く働き、重機の資格や技術を身に着けると、働き方の幅も広がります。

もちろん、外での作業なので気を付けなくてはいけないこともありますが、夏は熱中症を防ぐために職場からスポーツドリンクが支給されるなど、手厚いサポートがあります。

龍輪さんは、2年前に転職してきました。以前は本州でWEBの編集者をしていて、仕事内容も働き方もまったく違いました。
今は、自然の中で体を動かして働くことの気持ちよさを感じているといいます。

「前職は常に締め切りが頭にあって、家に帰っても仕事のことを考えていましたが、今はそれがありません。その日に作業が終わって、残業もないので、メリハリがあります」

暗くなると現場作業はできないので、日が沈む前に終業します。夏は午後4時半、冬は午後4時までが仕事で、その後は「自由」です。

「働き方はすごく気に入っていますね。日が昇って朝日とともに働き出して、日が沈む前に終わる、人間らしい働き方だと思います。以前は夜まで仕事をしていることが多かったですが、今は翌朝のために夜ちゃんと寝るための過ごし方に変わって、体も変わりました。今が一番調子がいいかもしれません」

仕事が終わった後は、それぞれ趣味のサウナに行ったり、子どもと遊んだり…。体を動かした後なので、晩酌のおいしさも格別だそうです。
海も山も近い地域のため、夕日を見に行ったり、釣りに行ったり、キャンプに行ったりも楽しめるといいます。

道南の暮らしやすさも魅力だそうです。

職場のある北斗市は、「函館が隣にあるので生活もしやすく、ただ函館ほど観光客などで混雑することもないので、静かで利便性もある地域」だと話していました。
北斗市は子ども(18歳になった年の最初の3月31日まで)の医療費を全額助成しているなど、子育てもしやすい環境だといいます。
函館や知内町など、好きな地域に住み、通っている人もいます。

仕事の魅力や働きやすさについて、笑顔で語り合う姿からは、自然体で生き生きと働いていることが伝わってきました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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