2025.11.18

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大人の富良野旅で出会う、ぶどう畑に息づく情熱――「カムイ・メトッ・ヌプリ」と「多田農園」が育む北海道産ワインの可能性

そして、苗木を植えてから10年目の2016年に自社ワイナリーを開設。野生酵母で造った、その土地そのものを感じることができる特徴的なワインを醸造しています。

当初はワイナリーをするつもりはなかったと多田さんはおっしゃっていましたが、多田ワイナリーを地域のワイナリーとして育て上げ、地域文化づくりに貢献できたらという想いが生まれたそう。さらにワイン事業は自分の時代のみならず、次世代に引き継ぎ発展することができる事業だと実感。その想いが伝わったのか、2年前には息子さん夫婦が戻ってきて、ぶどう造りを手伝ってくれることに。
食事会での息子さんの挨拶を聞いて、すごく嬉しそうだった多田さんが印象的でした^^

この日は多田農園さんの敷地内に一夜限りのレストランが出現!(さすが、大人の富良野旅!)

沈む夕日を眺めながら頂いた、メルロ ブラン・ド・ノワール2024の美しさは一生の思い出となりました。
ちなみに多田農園さんは、期間限定ではありますが宿も営業しており、ぶどう畑に囲まれて、美味しい朝食を味わうこともできるそうですよ。

後半の記事では、さらに2つのワイナリーをご紹介します。

★カムイ・メトッ・ヌプリ https://tokapuchi.jp/natural-wine/
★多田農園 https://ninjin-koubou.com/
★ふらのワイナリー http://www.furanowine.jp/
★ドメーヌレゾン https://domaine-raison.com/

※参考資料 ふらのワイン旅2024
 https://drive.google.com/file/d/1j0f2iRmeHyqt3GVlpaQ4yMGgocJhpF2r/view
★北海道ワイン教育研究センター【ワインテイスティング・ラボ】
 https://www.instagram.com/wine_center_hokkaido_u
★ふらの旅行 https://www.furanobus.jp/tour-center/

※掲載の内容は取材時(2025年9月)に基づきます。

連載「#ソロ飲みのススメ」
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文・写真:オサナイミカ(一部、先方提供)
Edit:Sitakke編集部YASU子
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【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、中学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】を綴り続け、2022年11月からはSAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く!】をスタートしている。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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