
華やかなホテル業界を裏方として支える清掃スタッフ。
普段表には出てきませんが、今回は主役としてその技術を披露しました。
10月16日、北海道のルスツリゾートで開かれた「ハウスキーピングコンテスト」。
客室の清掃技術を競います。
審査は普段の仕事と同じ2人1組のバディ制。
ベッドメイクをはじめ、スピーディーな清掃には2人のコンビネーションがカギとなります。
室内に忘れ物のアクセサリーが仕込まれるなど、競技は実戦さながら。
高得点を狙うには、正確性やスピードに加え、細かい目配りも欠かせません。

コンテストは、ルスツリゾートが初めて企画。
110人の清掃スタッフの中から、12人が参加しました。
ルスツリゾートホテル、宿泊部客室グループの高橋悟次長は「スキル、それからモチベーションを高めるために実施した。ねらいは自信をもってもらう。自信をもって業務に取り組むこと」と話します。
参加者の中には外国人スタッフの姿も。
近年、ホテル業界でも人手不足が深刻で、ルスツリゾートでも20人の技能実習生が現場を支えています。

グランプリはカンボジアの技能実習生のチーム。
コッチ・ヴィチェットさんとヴォイ・ソックワイさんです。
スピーディーかつ、正確なベッドメイクが評価されました。
増え続ける観光客へのおもてなし。その裏側には国籍を超えたプロの技がありました。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月16日)の情報に基づきます。
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