
場所は変わって、札幌市手稲区星置の、知る人ぞ知るカラオケの穴場で調査してみました。
カラオケ喫茶「春(しゅん)」です。
コーヒーや食事にカラオケがついた「カラオケ喫茶」。
カラオケボックスとは違って、知らないお客さんの前で歌うこともあるんだそうです。
月に4~5回来るという90歳の女性が通い始めたきっかけは?
「きっかけね~何だろうね、娯楽だからね」
「僕が連れてきたって言いなさい、僕が連れてきたって」
そう話す後ろの男性は、夫ではなくお友だちなのだそう。
「知らない人の前で歌えますか?」と尋ねると「はい!かえって知らない方が気楽よ。人がどう聴こうと自分なりに楽しもうと思っている」とのこと。

79歳の男性は「カラオケボックスには拍手がないから行きません。私は拍手を求めるアホウなの」と笑います。
また70代の女性は、知らない人の前で歌うと「歌手みたく歌える」といいます。
中には歌わない人もいます。
「人の歌を聴くのも楽しみにしてますから、いい歌みんな歌っているなとか、この歌懐かしいなとか。最近はあんまり歌っていないんですよ。ここのランチがおいしいから来てるの」
そのお目当てのランチがこちらです!

カラオケ喫茶「春」店主の野呂春美さんは「高齢者になると適当に食べちゃっている感じがあると思うので、しっかりランチを食べてもらって、それで栄養補給をして元気で長生きしてくれればいいなと思っています」と話します。
知らない人の前でも、歌を楽しんで「青春」しているようです! 10月17日
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月17日)の情報に基づきます。
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