
屈斜路湖のほとりに、1年じゅう湯けむりが絶えず立ちのぼる「オヤコツ地獄」があります。
あちこちから熱湯と硫黄の蒸気が噴き出し、まるで〝地球が呼吸〟をしているかような風景が広がっています。
湖の青と、湯けむりの白、硫黄の黄色が織りなす風景は幻想的で、自然の力強さと美しさが同居する〝絶景〟です。
「オヤコツ地獄」を眼下に見下ろす高台に、「オヤコツ地獄展望台」が整備されていますが、そこに至るには、駐車場に車を停め、アップダウンも激しいワイルドな探勝路を進むこと30分…。
それでも、展望台から見下ろすことができるだけで、はるか崖の下にある「オヤコツ地獄」そのものにたどり着くことは出来ません。
本格的に〝上陸〟するためには、カヌーやSUPなどを使って、湖側からアプローチするしかありません。
やっとたどり着いた「オヤコツ地獄」は、湖岸のあちこちから白い湯気と、たえず噴き出す温泉に圧倒され、〝地獄〟と名づけられたことに、納得。
高温の源泉では、〝温泉卵〟を作ることも可能…。
ここはまさに、日本でも有数の〝秘境すぎる温泉〟に違いありません。
2025年11月2日 「北海道ドローン紀行」にて放送
撮影:山本 岳人 さん(釧路町 在住)
音楽:HBCジュニアオーケストラ
■ 「お姉さんにコレあげる!」オコジョの子からのサプライズとは!?【写真5枚・北海道のかわいい動物たち】
パートナーメディア