2025.11.01

育む

「小さいときはさ…」こうちゃんが好きな思い出話の奥に“愛されて育った日々”を感じた日【いっくじ日記#20】

思い出話で笑いあう時間が愛おしい

「え!?そんなに小さかった!?ママ、背の順、一番前だったの!?」

「そうだよ!ずっと一番前!ランドセル背負って学校に行くのがやっとでね、重い重いって言ってね…」

私の小さいころの話を、目を輝かせて聞いていました。

こうちゃんは”昔の話“を聞くのが大好きです。

「これ、俺が小さいとき好きだったやつだ!ね!ママ?そうだよね!?」
「ママは小さいとき、これ、好きだった?」

そんな風に興味津々。

かくいう私も、年末年始などに家族が集まると、昔話に花が咲く瞬間が好き。

「それ、もう百回近く聞いてる話だよ!」と言いながらも、30年以上前の「あのときこんなことがあって…」という思い出話を聞いて、みんなで笑い合う時間が年々愛おしく感じるのです。

自分が子育てをするようになって気が付きました。

自分は確かに大切に育てられたんだ、という記憶はかけがえのない宝物であること。

そして、自分が幼いころにしてもらってうれしかったことを、自分の子にもしてあげたいと思う。
逆に、してあげられていない、と思うと胸が痛む、ということも。

こうちゃんは賑やかな夜にテンションが上がり、「みんな起きてるから起きてる!まだ寝ない!」と言っていましたが、気づくとソファで寝てしまっていました。

寝落ち。
久しぶりです。

さて、ベッドに移動させなくては…、と持ち上げようとすると、重っ!!!!!!!
とても抱き上げるのは困難で、私と母と2人で、引きずるようにして寝室へ運びました。

「本当、重くなったね。大きくなった。産まれたときはさ…」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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