
皆さんが抱えている「なぜ?」「どうして?」を調査する、HBC「もんすけ調査隊」。
今、世界を驚かせている北海道の“ある農産物”に迫ります!
Kさん(60代・札幌)からの「倶知安にある“幻のジャガイモ”が、世界から注目されているそうです。調べてください」という依頼を深掘りします。
北海道倶知安町に常識を覆す奇跡のジャガイモがあります。
その名は「五四〇(ゴーヨンマル)」。
ジャガイモの貯蔵は、通常1か月ほどですが「五四〇」はその名の通り、収穫から540日、約1年半もの長い間、低温の貯蔵庫で眠り続けるのです。
この長い眠りの中で、デンプンはすべて糖へと変わり、まるでサツマイモのようなねっとりとした甘さに。
一口食べれば、誰もが言葉を失う味だといいます。
しかし、熟成に時間を要するため、市場には出回らず、家庭ではお目にかかることができません。
味わえるのは、倶知安や札幌を中心とした、約100店舗の和食店や居酒屋などだけ。一般販売はされておらず、食べられるのは北海道の中でも限られたお店だけ…。

その中のひとつ、新ひだか町の「あま屋」天野洋海代表は「本当にジャガイモなのかと。食べたら何この甘さ。今までに感じたことのない体験ができる」と話します。
NISEKO浪花亭の村井隆料理長も「なんで?なぜこんなにおいしいの?というのが最初。甘くて、『これ、ジャガイモ?』と誰もが一番最初に思う」とその感動を教えてくれました。
そして今、この知られざる逸品に世界が注目しているというのです。
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