2025.10.27

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「立っていられないほどの暴風の吹くおそれ」北海道は大気の状態が不安定に 天気予報&気象予報士解説/2025年10月27日更新

北海道のあす27日(月)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

あすは初冬の荒天に注意!

あす28日(火)朝9時の予想天気図です。北海道の北で低気圧が発達し、等圧線の間隔が狭くなります。

日本海側を中心に今夜9時頃からあす夕方にかけて最大瞬間風速35メートル、立っていられないほどの暴風の吹くおそれがあります。倒木などによる停電にも警戒して下さい。

また、大気の状態が不安定になるため、あすにかけて落雷や突風、ひょうにも注意。そして等圧線に沿うように北から寒気が流れ込みます。水曜日にかけて平地でも雪が降り、積雪や凍結路面に注意が必要です。では、どのくらいの雪が降るのでしょうか?

これから、あす28日(火)午後6時までの24時間に降る雪の量です。峠や山間部で黄色やオレンジ、20センチくらいの雪が降り、紫の層雲峡など大雪山系周辺では40センチの大雪になるおそれがあります。

上川や空知、後志地方の平地でも5~10センチの雪が降り、函館や室蘭でもあすは初雪になるかもしれません。札幌中心部は雨に雪がまじる程度ですが、山沿いではうっすら白くなりそうです。

凍結に気を付けて!みをまもるくん

日ごろからの備えを教えてくれる「みをまもる君」。シーズンはじめの路面凍結への注意ポイントですね。

いま一度、凍結しやすい場所を確認しましょう。橋の上は、風が通り抜けて他の道より冷えやすいです。トンネルの出入り口は日陰になりやすいため注意が必要です。急発進、急ハンドル、急ブレーキ。「急」の付く運転は控えましょう。今後の詳しい見通しはこのあとお伝えします。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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