2025.10.26

みがく

ラーメンはNG?白塗りの芸妓はどう食事するの?札幌の芸妓が紹介【さっぽろ芸妓日記vol.33】

札幌で芸妓をしております、「こと代」と申します。 「芸妓」といえば、京都のイメージが強いと思います。
しかし北海道にも開拓期から道内各地に花柳界がございました。
現在は札幌のみになってしまいましたが、「さっぽろ 名妓連」には11名の芸者衆が所属し、毎日お稽古、お座敷などで活動しております。

連載「さっぽろ芸妓日記」では、札幌の花柳界の歴史や文化などをご紹介していきたいと思います。お付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いいたします!

白塗りに日本髪かつら。いわゆる“芸妓”のいでたちで、私たちは普段どのように食事をしているのでしょうか?

今回はこちらをテーマにお話していきたいと思います!

ひと口は小さく、おちょぼ口で!

京都の舞妓さんって、よく“おちょぼ口”って言いますよね。
可愛らしさを表現するために、お紅をわざと小さめに入れるんだそうです。

私は芸妓なので、そこまで小さくはしませんが、なにかを食べるときはまさに“おちょぼ口”で、ひと口を小さくしていただきます。

白塗りのお化粧はなかなかお直しがきかないので、ひたすらお紅がよれないように注意して食べますね。

お座敷の前に、“まかない”を頂いた時の写真です。私たち用にひと口サイズにしてくださってて嬉しかったなぁ。お着物を汚さないよう、大判ハンカチも必須です。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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