
番組スタッフ:「いま何を買われていらっしゃいますか?」悦子さん:「実家を出てる息子が今日はごはんを食べに来たいって言うので。何を食べたいか聞いたら、野菜炒めが食べたいっていうのでそれに合うものを今探しているような感じです」

番組スタッフ:「番組で1万円までお買い物代でお支払いしますので、この後、買い物についてっていいですか?」悦子さん:「ついて行ってイイですか…大丈夫です」
スタッフの声かけに足を止めてくれたのは、南区にお住まいの長谷川 悦子さん。
お仕事帰りにご協力いただきました。
悦子さん:「私息子4人いるんですけど。今は高校3年生の4男と2人暮らし」

番組スタッフ:「4人の子育て、今振り返ったらどうですか?」悦子さん:「全員 男の子だったんで、育てやすかったのはやすかったですね。自由奔放にさせていたので、おまわりさんにご厄介にならない程度にっていうのと、女の子には絶対傷つけないようにっていうことだけは、それは4人とも守ってくれてはいるので」

悦子さん:「あんまり隠し事もなく、その日にあったことを、家にいた時は全員『今日はね…』って話をしてくれたので、周りのみなさんには『いい子育てしたね』って言っていただけますけど、そりゃ男の子ですからね、いろいろありますけど…」

番組スタッフ:「4者4様な息子さん?」悦子さん:「そうですね。なので、なんで同じ親が育てたのに、みんな違うんだろうっていうのが感想ですね」
実は悦子さんには、心の病を患った過去がありました。
そんな悦子さんを支えてたのは、4人の息子さんたちの存在でした。
朝から夜まで働きづめの毎日。

さらに離婚という大きな心の負担も重なり、9年前、悦子さんはうつ病を発症します。
つらい日々の中でも、そばで寄り添ってくれた息子さんたちが、何よりの支えだったといいます。

悦子さん:「ある日突然、仕事行こうと思って全部身支度整えて、玄関に立ったら外に出られなくなっちゃったんですよ。子どもたちに助けてもらって、少しずつ買い物に行けるようになってというのがあって、現在ですね」

悦子さん:「子どもたちがいたんで…これが誰も子どもたちいなくて、本当に1人だったらちょっと辛かったかもしれないです。でも、皆さんいろいろあると思うの人生の中では、なんで私だけつらいとか、そういうふうには思ったことはないので」

悦子さん:「その中で息子たちと触れ合っているのが私は今が幸せなので。ちっちゃい頃からずっと自分の人生を振り返ってきて、今が一番楽しくて、幸せかなっていうふうに思いますね」
悦子さんの買い物が終了!

合計金額は…5850円でした!
最後に悦子さんのいまの願いを聞きました。

悦子さん:「あの子たちがいることが今私の中で一番幸せなので、これからあの子たちが幸せになっていくのを見ながら、もう私がいなくても大丈夫だなって思えるようになりたいのが今一番ですね。人の子どもたちの4人の孫が見て、自分の人生の幕を閉じたいかなと思っています」
※掲載の内容は番組放送時(2025年10月24日)の情報に基づきます。
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