2025.10.27
ゆるむ
「きょうの1枚」は、かなーり驚きのお写真です!
エゾフクロウの巣穴をのぞき込んでいるのは、エゾフクロウから見れば、〝ごちそう〟で〝エサ〟であるはずの、エゾリス。
どうして自分からわざわざ、〝天敵〟に近づいて行ったのでしょうか?
実は、似たような場面は〝たまーにある〟ことなのです。
ひと晩じゅうエサを求めて飛び回っていたはずの夜行性のエゾフクロウが、
夜明けとともにねぐらに戻って来た頃、一方で、眠りから目覚めて行動を始めたたエゾリスがエゾフクロウがいつもの巣穴に戻ってきていることを確かめるかのように、近づいてのぞき込み、確認するかのような行動をします。
それが〝敵情視察〟なのか、〝危険なお遊び〟なのか、はたまた〝度胸だめし〟なのかはわからないのですが、それにしても「きょうの1枚」の2匹の距離は、〝史上最短〟とも言えそうです!
逆に、驚いて恐怖を感じているようにも見える、エゾフクロウの〝まんまるに〟目を見開いた表情がなんともかわいらしいですね。
◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。
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