2025.10.24

みがく

「白塗りをしない芸妓」が実は欠かせない… 縁の下の力持ちを、札幌の芸妓が紹介【さっぽろ芸妓日記vol.32】

「芸妓さんは何名から呼べますか?」

去年の秋のイベント出演時の様子。地方さんが2人いると演奏に重厚感が出ますので、より世界観をお楽しみいただけます

「芸妓さんは何名から呼べますか?」というお問合せをよくいただきます。

もし踊りをご覧になりたい場合は、最低、地方(弾き歌い)1人+立方1人の、2名からですとご案内させていただいております。
お座敷のスペースが狭い場合や、まずは気軽に楽しみたい!といった場合は、この組み合わせが多いかもしれません。

反対に、お客様の多い大きめのお座敷やイベントの場合は、唄と三味線でそれぞれ1人ずつ地方さんを呼んでいただくことが多いです。

このように立方・地方の配分はお座敷の規模によって変わっていきますし、そちらについてはお客様とご相談させていただきながら決めていきます。

ときどき、立方がひとりでCD音源で踊らせていただくこともあるのですが、やはり生演奏のほうがより雰囲気をお楽しみいただけますので、地方さんも呼んでいただくことをおすすめしますね。

地方さんは「縁の下の力持ち」という表現をよくされますが、本当にその通りで、やはり地方さんの演奏がなければ立方は踊れません。
お座敷には、必要不可欠の存在なのです。

もし私たちの演舞をご覧いただける機会がございましたら、是非、地方のお姐さんの演奏にも注目してみてくださいね!(すごくかっこいいですよ…!)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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