
「家の裏にもジャングルみたいに草木が生い茂った土地があって、友達と呑んでいるときに『ここで家庭菜園やって、そこでとれた野菜をその場で料理して食べられたら最高だね』って話になって。酔った勢いもあってその土地を買っちゃったんですよ(苦笑)」
土地を購入後、自分たちで木枝を伐採して雑草をむしり整地して畑をつくった。いまや10種類以上の野菜を栽培するニヤマベースの貴重な台所となっている。



ここに出入りしているのは7〜8人のメンバーで、行われているのはオールシーズン通してのポータブルサウナ活動、元プロの料理人が先頭に立ってつくる窯焼きピザづくりや近隣から調達した食材をつかったBBQ、近年徐々に注目され始めている雪遊び「雪板」の制作やワークショップなど。

全員が50代後半に差しかかり、子育てからも手が離れ、久々に自由を手に入れた大人たち。しんどいこともたくさんあった。だからその分、気心知れた仲間と全力で遊ぶのだ。
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Peeps hakodate vol,141 「好きなものはしょうがない。帰ってきた函館の偏愛なる人々」より
■「住宅街のど真ん中に突然現れる幻の店!家と家の間に佇む小さなお店の正体は…?
■「くそ旨いハンバーガー」をきっかけに生まれる新たな文化圏。生活に溶け込む場所を目指して【函館・本通】
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