2025.10.29

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「懐かしすぎて震える!」このドールハウス、覚えてる? 90年代レトロを愛する刺繍作家のキラキラコレクション

90年代レトロのファンシー玩具を愛する刺繍作家こたさん

こたさん。「普段はプロペラがついたこの帽子をかぶって市内を徘徊したりしています。この前は緑の島のイベントにこれをかぶって出かけたら、強風でプロペラが激しく回転して大変でした(笑)」

函館で刺繍作家として活動しているこた(仮名)さんの存在を知ったのは、彼のインスタグラムだった。そこには自身がグラフィックデザインを手がけたTシャツや刺繍を施したキャップなどの作品写真に混ざって、平成時代に10代の女子に人気だったレトロでかわいいおもちゃの写真が大量に投稿されていた。

刺繍作家で、グラフィックもできて、なにやらかわいいおもちゃをたくさん持っている男性。会わずにはいられなかったので、制作拠点でもある彼の自宅にお邪魔した。

こたさんがグラフィックや刺繍を手がけた作品の一部。本文で触れたとおり、実店舗での取り扱いは弁天町の『小田島水産』で、オーダーメイドなど制作についての問合せはインスタグラムのDMにて受付。Instagram/@tau_fancy

函館生まれのこたさんは、20歳のときに札幌の美術系大学に進学し、グラフィックデザインを専攻。卒業後は、札幌と東京の会社で業務用ミシンによる刺繍の技術を活かす商品制作の仕事に打ち込んだ。

昨年一旦地元の函館へ戻り、現在は技術職に就きながら副業として刺繍作品を制作。それらは弁天町の『小田島水産』で販売されている。

peeps hakodate

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