2025.10.20
ゆるむ
このお写真のキャプションに「ドーナツでも丸ごと食べた?ほっぺが重すぎて手で支えてるように見えるよ!」とありました。
本当ですねー、このサイトでも何度となく、ほっぺたパンパンのエゾシマリスを紹介させていただいてきましたが、今回の「きょうの1枚」が、ダントツの〝大食い王〟に違いありません。
もしも両手を離したら、ほっぺたがだらりと、たれ下がってしまいそうです。
片方に3個、全部で6個のドングリをつめ込んだエゾシマリスを見たことがありますが、ドングリ6個はおよそ10グラムくらいでしょうか。
エゾシマリスの体重はおよそ100グラムなので、人間で換算すると、体重50キロくらいの人が、5キロのお米(けっこう重いですよねー)を口の中に入れて、ピョンピョンとジャンプしながら森の中を走っている感じなのかな?
この子を超える〝大食い王〟は、果たして登場するのでしょうか?
先週末のことです。岩見沢市のマチはずれの歩道の上で、オオカマキリを見つけました。
もともと北海道の南部では、かなり前からいることは知っていたのですが、今年は、苫小牧や千歳などでも目撃情報があり、「やはり、温暖化が進んでいるのだろう」と思っていたのですが、まさか岩見沢でオオカマキリと出会うとは!
歩道の上にいては危ないと思い、草むらに移動させましたが、今度そこにいたのは〝雪虫〟でした。
オオカマキリと〝雪虫〟を、いっぺんに目にすることがあるなんて、思いもよらない出来事でした。

カマの付け根が黄色で、後翅(こうし)が黒かったので「オオカマキリ」と思われます。
気象変動によって、暑い夏のすぐ後であっても、厳しい寒波が押し寄せて、初雪が〝ドカ雪〟に…なんてことにもなりかねません。
動物たちの動きを見ていると、冬の訪れは思いのほか早いのでは?と感じることも…。
皆さま、冬への備えは、どうぞお早めに!
◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。
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