2025.10.15

深める

どうしても食べられない…だけど「いのちをいただく」畜産の現場で師匠が教えてくれたこと

最後まで責任をもって見届けます

師匠の牧場では飼育から解体・販売まで行っています。
牧場の横にある、解体工場へお邪魔しました。

工場へ足を踏み入れた瞬間、言葉が出てきませんでした。

2日前に出荷されて食肉センターで加工された後の解体された6頭のブタたちが、お肉になって目の前に。

この状態から、職人さんたちが切り分け、スーパーでよく見るような形になり私たちの元へと届くのです。

さっきまで一緒にいた分、形がかわったブタたちを前に言葉が出てきませんでした。
だんだんと涙があふれます。

師匠は「さすがにこの現場を見るのは辛いよね、生きていたもんね」と話しかけてくれました。
師匠自身、「いずれ肉にするために育てているから情が入ってしまう」という理由で
ブタたちには一度も名前をつけたことはないといいます。

そして、師匠が大切なことを教えてくれました。

「こういう風な過程を経て多くのお客さんの所に届くっていうのが家畜の世界であって、それが食肉の命をいただくってことなのかな」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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