2025.10.15

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おいしい豚肉の「ランク」はどう決まる?牧場に弟子入りでお母さんブタから思わぬ攻撃!

豚肉にはランク付けがない…??

こんなにもこだわりをもって豚たちを大事に大事にしている師匠。

ところで、牛肉には「A5」など聞きなじみのある等級がありますよね。
豚肉って、そんなランク付けを聞いたことがないような…

師匠にそんな疑問をぶつけてみました!

豚の一番の基準はずばり「体重」!!

豚肉には、極上から並までの4つのランクがあります。
肉質や見た目の基準もありますが、中でも大事なのは「重さ」とされているんです!

主においしさよりもコスパがいいかどうかに着目が置かれるといいます。

一般的には、出荷までの約4か月間、小屋の中で効率よくエサを摂取させてベストな体重を目指します。

といってもただ太らせればいいわけではなく、むしろ枝肉にしたときの重さには上限も定められています。

しかし、「どろぶた」を育てる師匠が求めているのは、この評価よりも味!!!

肉のおいしさにもこだわり、最高の赤身を生み出すために、自由に運動ができていつでもエサを食べることができる放牧飼育を通常の飼育期間の2倍である8か月間も行っているんです。

たくさん動いて筋肉がついた師匠の育てたブタたちは、身が引き締まっておいしいお肉に!

でも、コストをかけて丁寧に育てても、市場に卸して通常の評価で査定すると大きすぎて「等外扱い」になってしまうのだといいます。

そのため、師匠のブタたちは「直売」が基本。
時間も手間もかけておいしさにこだわり、直営や契約しているレストランやお店に出しています。

この日の最高気温は35.9℃。
少し歩くだけでも、尋常ではないほどの汗が噴き出してきます。
しかし、どんなに暑くても環境を整える管理作業は欠かす事ができません。

歩き疲れて、もう限界…。

すると師匠からは…「もう1個放牧の醍醐味の仕事があるんです」と!!

思わず「まだですか?」と聞いてしまいました(笑)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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