2025.10.18
暮らす要らなくなったモノも人によっては「宝物」なのかもしれません。
北海道芦別市が、フリーマーケットサイトの公式ショップで閉校した中学校の備品の販売を始めました。
売れ行きは、上々のようです。
去年閉校した中学校、その備品たちがメルカリで出品されています。
フリーマーケットサイト「メルカリ」の画面に並ぶのは、年季の入ったアップライトピアノ、4万3700円。
体育館で多くの子どもたちを見守ってきた跳び箱は、1万700円。
そして、8000円の踏み切り板など53の備品です。
芦別市が2025年3月に閉校した啓成中学校の備品を「メルカリ」の公式ショップで販売を始めました。
芦別市の松浦良治財政課長は「もったいないといわれるものも。見る人が見ればお宝な部分もあって…」と話します。
通常、閉校した場合、まだ使える備品は公共施設や別の学校などに振り分けられますが、今回売られているのはそれでも残ってしまった「あまりもの」。
処分するのではなく、こうして売りに出したのは環境的にもそして財政的にも「ウィンウィン」になるためです。
「全体的に予算の歳入と支出が…収入が足りないマチです。一般的に使える財源として活用させていただきたい」
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