加藤さんは9月、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区にいました。
標高は3000mで、朝はとても寒い場所です。
現地では、厳しい監視下で多くのウイグル族が息苦しい暮らしを強いられています。
「どこに行っても監視カメラはあるし、宗教的なことは一切タブー」
ストリートマジックも同様です。
「路上でやって、結構ウケていました。反応はよかった。けれどやっぱり…あまり自由な感じに、ここでは旅ができない」
これまでに訪れた国や地域は100を超えます。
そんな加藤さんの姿が8月、札幌にありました。
毎年夏の札幌を訪ねて、大通公園のビアガーデン会場やススキノの飲食店などを回って、マジックを披露しています。
旅をつなぐ渡航資金を得るための、貴重な1か月なのです。
「ビアガーデン会場では声を張らないと通らないので。休憩しながら、水も飲みながらマジックを披露して回る」
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