札幌では多い人で17個を平らげたというこちらのイベント。
開催の狙いをファミリーマート札幌北営業所の松原尚人営業所長に聞きました。
「北海道でまだまだファミリーマートのシェアが低いことから、企画をきっかけに多くの客に楽しんでもらい、ファミリーマートを知ってほしい」
背景にはコンビニ同士の激しい競争があります。
大手コンビニの道内の店舗の数はセイコーマートが1096店と頭一つ抜けていて、セブンイレブン、ローソンが追う展開、そこから離れてファミリーマートがあります。
ただ、過疎化が進む中、店舗の数だけで戦う時代ではないと消費経済アナリストの渡辺広明さんは指摘します。
「全国一律のサービスで今まで大手コンビニは伸びてきたんですね。大手コンビニ3社は地域エリアに合わせた食材を使うとか、その地域の職種にあったものを展開する形になっています」と話します。
キーワードは「地域密着」だとした上で、さらに。
「ただし、北海道はそれをすでに実現しているセイコーマートがありますので、そのあたりとどう対峙しながら地域密着を進めていくかっていうところがポイントになるんじゃないか」
私たちの生活にどこまで寄り添える店になるか、競争に勝つカギがそこにありそうです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年9月29日)の情報に基づきます。
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