2025.10.12
暮らすまるで学校の保健室のような「居場所」が札幌市南区にオープンしました。
その名も「ちいきの保健室」です。どんな場所なんでしょうか?
札幌市南区にある訪問看護ステーションがオープンさせた「ちいきの保健室」。
オープンの翌日、同じ真駒内地区にある介護施設の利用者4人がやってきました。
ひざの調子が悪いという80代の利用者は、自分の今後について不安がある様子。
『介護相談』にやってきました。
ちいきの保健室の佐藤郁絵室長が話を聞きます。
「ちいきの保健室」はその名のとおり学校の保健室のような存在で、誰でも、気軽に健康のことから子育てや介護などの身の回りの悩みごとまで経験豊富な看護師や保健師が相談に乗ってくれます。
利用料は無料で、予約の必要もありません。常設でこうした「健康相談スペース」を設けるのは、めずらしい取り組みです。
利用者は「病院はよっぽど重症だったら行くけど、どうなんだろうって自分で不安な気持ちのときにこういうところってすごく貴重」と話します。
ちいきの保健室を運営するcocoleの道下淳子代表は「病院で働いている看護師は患者と向き合いたいと思うけれど業務に追われてしまう」といいます。
佐藤郁絵室長は子育て中の人にも利用してほしいと話しています。
「私も子育て中だが、子育ても社会から孤立したり孤独な方もいるので」
「ちいきの保健室」は子どもからお年寄りまで、ふらっと立ち寄れる新たな居場所を目指しています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年9月11日)の情報に基づきます。
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