2025.10.11

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「人生が歌に支えられてきたから、誰かの支えになれるような歌を」札幌出身シンガーソングライターが届けたい想い

想いを込めた歌声が響きます。
「知らないこの世の片隅まで 笑顔の花が咲くように……」

札幌市出身のシンガーソングライターCarinさん。
Carinさんは、防災・SDGs・子育てなど、現代的課題をテーマにした楽曲・応援ソングを制作しています。
東京での音楽活動を経て、現在は北海道を中心に活動しています。

栗山町で行われたエフエムくりやま防災特別番組公開収録の様子

8月31日、札幌から車で1時間の場所・栗山町で行われた、コミュニティFM「エフエムくりやま」の防災特別番組公開収録にて、北海道南西沖地震、奥尻島で津波を経験した三浦浩さん(現在は栗山町在住)と共に、Carinさんも出演。
防災・減災をテーマにトーク、そして奥尻島復興ソング「青苗の翼」を披露しました。

「青苗の翼は、北海道南西沖地震、奥尻島で津波を経験した三浦浩さんを応援したくて作った曲なんです」

2021年9月、岩見沢でラジオに出演する機会があり、三浦さんと共演。
その際に、命を守る大切さを語りつなぐ活動をしている三浦さんに感動し、すぐに作詞・作曲したのが「青苗の翼」だと話します。

左:Carinさん 右:三浦浩さん

「三浦さんは、自分の人生を語り部という使命で、積極的に活動している。そういう人もいるんだ…!と、感動しました。三浦さんの活動を応援したいという想いで、青苗の翼を制作しました」

三浦さんと出会った次の日には、歌詞・メロディーが完成したと話します。
「歌詞のなかに、『ハマナスが咲く頃に ひまわりが笑うように 知らないこの世の片隅まで 笑顔の花が咲くように』というフレーズがあります。悲しいことを乗り越えて…悲しいことが、二度とおこりませんように。そんな願いが込められています。」

※「青苗の翼」奥尻島の青苗地区が翼のように見えるということで、CDジャケットに。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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