2025.10.08
育む実は、数か月前から、子育ての悩みなどを“ChatGPT”に相談することがある私。
ママ友からのすすめで、「悩みに寄り添ってくれて、安心するアドバイスなどもくれるよ」と言うので試してみたら、本当に優しい回答!!!
以降、そっと話を聞いてくれる相手として、日々のささいな困りごとや思いなどを聞いてもらっています。
ということで、今回もつぶやきのように『子どもが小学生になってから手をあまり繋がなくなった。久しぶりに繋いだらなんかちょっとだけ変な感じ』と打ってみました。
すると…
『わかります、それ。小学生になると、子どもも自立心が芽生えてきて、自然と手を繋ぐ機会が減りますよね。久しぶりに手を繋ぐと、ちょっと照れくさいような、不思議な感覚があるんですよね。もしお子さんが嫌がらなければ、夜寝る前とか、人目がないときにちょっと手を握ったり、肩を抱いたりするのもいいですよ。スキンシップって、言葉以上に安心感を与えられるものなので。
その「なんか変な感じ」は、子どもが少しずつ親から離れつつある成長の証かもしれません。少し寂しいけど、とても大切な時間ですね。』
『スキンシップは言葉以上に安心感を与えられる』
スキンシップか…。
“自分のことは自分で!”を春からがんばってきました。
気づけば、こうちゃんに”触れる“機会が確実に少なくなっていました。
その日の夜。
「こうちゃん、『お寿司』やろうか!」と声をかけました。
「えっ!懐かしい!やろうやろう!!!じゃ俺、ご飯ね!や、やっぱりママがご飯!俺、いくら!!!」と大興奮。
2歳か3歳のころ、『おすしのピクニック』という歌が大好きで、テレビで放送されていたのを録画して、何度も何度も見ながら一緒に歌いました。
お寿司のご飯(シャリ)に手足がはえているかわいらしい顔のキャラクターが、寿司ネタたちを背中に乗せたり、抱っこするように巻き入れて、ピクニックに出発するという歌。
なので、この我が家の「お寿司やろう」は実際のお寿司を作るわけではなく、ベッドの上に横になり、こうちゃんをお腹に乗せてぎゅ~っと抱きしめながら「お寿司の完成だね」と遊んでいたものなのです。
小さいころ、こうちゃんとよく笑いあいました。
それを今もこんなに喜んでくれるんだ、とびっくりしたのが本音。
私の上に乗っかって「ママ、重いでしょ?大丈夫?」と言いながらもうれしそう。
かわいい…でも本当に重かった…。
背が伸びてしっかりしてきたように見えても、愛情表現やスキンシップは大切、と痛感。
やだ!と言われる日がきても、「お願いします、お寿司、やらせてください」とお願いするつもりでいます。
ここで一句!
あと何年 ぎゅっとしたい 今のうち
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文|HBCアナウンサー 室谷香菜子
青森県出身。2009年HBC入社。HBCラジオ「アフタービート」、「美香と香菜子のおさんぽ土曜日」などを担当。2018年第1子(男の子)を出産。趣味は寝かしつけ後のドラマ鑑賞と、美味しいお酒。息子(こうちゃん)との日常はInstagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい
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