「7日朝は今季一番の寒さ」0度を下回るところも…　北海道の天気予報＆気象予報士解説／2025年10月6日更新

台風22号、北海道に影響は？

秋らしくなりましたが、まだ10月は台風シーズンですね。
そしてきのう5日（日）、南海上で台風22号が発生しました。今後日本列島へ近づく可能性があります。このあとお伝えします。

台風情報です。
南海上にある台風22号。今後の予想です。大きくカーブします。木曜日にかけて発達しながらゆっくり本州に近づきます。その後は速度を上げて東へ進むでしょう。予報円がまだ大きく、不確定な部分も多いですが、予報円の北側を通ると木曜日頃は関東などに接近するおそれがあります。本州へ移動する方は最新の情報を確認して下さい。今のところ北海道への影響はなさそうです。

7日（火）からの週間天気予報

背景は6日午後5時ごろの稚内情報カメラ

稚内は晴れていますね。台風の影響は受けない見込みですが、北海道付近には低気圧や気圧の谷が次々に通過し、天気の崩れる日がありそうです。

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
水曜は午前を中心に雨が降り、木曜も寒気の影響で雨が降ったりやんだりするでしょう。峠ではあす7日（火）午後から雪がまじるおそれもあります。濡れた路面の凍結に注意して下さい。

太平洋側です。
水曜は朝まで広く雨が降りますが、日中は日が差すでしょう。その後も東部を中心に晴れる日が多くなります。朝晩は冷えて、日中もこの時期らしい気温が続きます。

7日（火）の札幌の朝昼晩の天気

あすの札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！
あすも長袖や上着が必要ですね。
あす朝はこの秋一番の寒さになるので、寝冷えにも気を付けて下さい。夜9時以降は雨が降るので、帰りが遅くなる方は傘も必要です。

文・イラスト： HBCウェザーセンター 気象予報士　児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月～金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。

※6日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU