そう、盆踊りです。
太鼓を受け取った地区から、「気仙沼千岩田地区太鼓まつり」と名づけて自ら太鼓を練習し、震災の翌年、初めての開催にこぎつけました。
今年も大勢の人たちでにぎわった祭り。
訪れているのは、地元の人だけではありません。
気仙沼に住む千葉清英さんは、知人を通じてこの祭りを知り、毎年気仙沼の特産品を販売しにきています。
「庄田さんの気持ちに打たれます、打たれっぱなしです。回を重ねるたびに、思いがどんどん伝わってくる」
祭りの終わり、庄田さんは、会場の人たちにこう呼びかけました。
「この太鼓を見ていただいて、14年前、東日本大震災があった。だけども、絆という言葉が生まれて、みんなで助け合ったんだということを思い出してほしい」
震災の記憶を忘れず、知らない世代にも語り継ぐため、太鼓の音はこれからも鳴り続けます。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年9月1日)の情報に基づきます。
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