2025.10.01
出かける1年のほとんどが通行止めという「開かずの道道」が人気スポットになっています。
北海道東川町の道道1116号線。
何が人を惹きつけるのでしょうか。
作業員の「開けます」の声とともにゲートが開き、11か月間続いた通行止めが解除されました。
東川町の道道1116号線、通称『チョボチナイロード』です。
10分ほど山道を走ると、目の前に大雪山系の樹海と、秋色の上川盆地が広がります。
利用者からは「通行期間の短いプレミア感。チョボります」と喜びの声が聞かれました。
1年のうち、通行できるのはわずか1か月ほど。
「幻の道道」に魅せられた人たちを深掘りします。
東川町にあるゲストハウスに、朝から続々とライダーたちが訪れました。
「ちゃんと着ていますよ!」と話すライダーの皆さんは、道道の標識がプリントされた、おそろいのTシャツを着ていました。
彼らは「道道1116号線」を愛する道路ファンたちです。
道道1116号線は、旭岳のふもとの忠別ダムと東川町の郊外を結ぶ、全長12キロの道路です。
観光地を通るわけでもない、普通の道道ですが、ユニフォームを作るほど「推し活」される理由は何なのでしょうか。
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