2025.10.02

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ダンボールの背負子を作って会いに来てくれた…山のお菓子売りてくてくさんの心を満たす行商【山々インタビュー#2】

忘れられない出会いも

てくてくさんのファンは老若男女さまざま!
「100人ほどだった」と話すSNSのフォロワーも今や1万7000人を超えています。

「山の中にお菓子売りがいるっていうのを楽しんでもらいたいです。実際、出会うみなさんも『お菓子が必要で待っていた』というよりも、自分に会えたことに喜んでくれる人がほとんど…。私も自分の好きな山の中で、いろんな人とお話できて、温かい気持ちになります」

そんな中で、特にてくてくさんにとって大切な出会いがありました。

「たびたび山に会いに来てくれる、小学生の女の子がいるんです。その子が去年、私の真似をして夏休みの自由研究にダンボールで背負子を作ってくれたんです」

Nobuhiko Tanabe 2025年9月にもてくてくさんに会いに来た女の子。一緒に十勝の白雲山を登ったそうです!

女の子が作った背負子は確かに、てくてくさんのものにそっくり!
しっかり背負うこともできて、中にはどんぐりなどを詰めたんですって!
なんてステキ…。

「その子のお母さんがインスタグラムに投稿してくれて知ったのですが、それがすごくうれしくて。『いつか山で一緒に背負おうね』って話していたのが、今年実現したんです」

てくてくさんが旭岳で行商をする告知に合わせて、会いに来てくれたそう!

Nobuhiko Tanabe てくてくさんのあとを追いかける姿がとってもかわいい!

「もうなんか泣きそうでした。どんな風に思ってくれているかわからないけど、小学生の彼女になんらかの影響を与えられているのかなと思うとうれしいですし、将来どうなるかも楽しみですね」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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