2025.09.23
暮らす8月、札幌の会社を通じて、北海道東部の白糠町でデモンストレーションを行った「LCX」。
役場の防災担当者の反応は…?
「まだまだ、開発の余地があったりとか、これからの発展性をすごく感じた。寝かせておくのはもったいないものなので、普段から使って、それを有事にも使う、という形でやっていただけるとありがたい」
「LCX」は2021年に販売を開始しましたが、2023年に山形市が初めて導入し、2026年は山形県南部の長井市で導入予定です。
長井市の場合、導入の予算額は約830万円で、このうち2分の1は国の補助金が出るということです。
8月は白糠町のほか、釧路市や根室市など北海道東部の10自治体をまわり、デモンストレーションを行いました。
メーカーの「大江車体特装」によりますと、こうしたクルマの認知度はまだこれからですが、災害が起きたときだけでなく、山奥の建設現場や、商店街のイベントでの使用も期待できるということです。
HBCテレビ「今日ドキッ!」ゲストコメンテーターの満島てる子さんは、北海道でも各地で導入していくべきだと話します。
「イベントでステージトラックとして貸してもらった車が電源を搭載していて、大いに活用させてもらった。イベントでこの車を活用していくことで地域おこしの一つの原動力になるのではないか」
「LCX」はカスタマイズすることも可能でライフラインに限らず、地域の要望に沿った機能をを持たせることも可能だということです。
災害の種類は、地震や津波、水害などさまざま。
多様な災害に対応できる「災害支援車」が普及していくことが期待されます。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年8月26日)の情報に基づきます。
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