小樽市民はもちろん、市外からも参加できるイベントもあります。
9月28日(日)に開催する「みんなのデコ活フェスタ in 小樽」。
午前10時から午後4時の間に、多彩なステージイベントや、ものづくり体験教室が企画されています。
ステージイベントは、元ファイターズ鶴岡慎也さんとHBC実況アナウンサーのトークショーに、もんすけのデコ活クイズ大会、北ガスサイエンスショーが予定されています。
サイエンスショーでは、花やバナナを液体窒素に入れて凍らせて、温度による物質の変化の不思議とおもしろさを紹介します。天然ガスの特性やエネルギーの大切さ、環境問題についても学べる内容ということです。
体験教室は、道産木材を使ったペンスタンド作りや、LEDによる省エネ・脱酸素について学べるLEDランタン作り、太陽の力で走るソーラーミニカー作りなどが予定されています。
ペンスタンドとLEDランタン作りは事前申し込みが必要で、いずれも先着順です。
澤田さんは、「より多くの方にデコ活のことを知っていただき、知るだけでなく体験を通して行動のきっかけにしてほしいと考えて、このイベントを企画しました。木工体験やワークショップ、クイズ大会など、子どもが楽しめる内容を用意していますので、気軽に親子で遊びに来てください。お子さまが学べる場であると同時に、一緒に来た保護者の方にもきっと新しい発見があるはずです。もちろん、小樽市民以外の方も、大歓迎です!」と話します。
開催時間や、体験の申し込み方法などの詳細は、特設サイトからご確認ください。
小樽市には、市民から「デコ活という言葉をはじめて知りました。これから実践します!」など前向きな声が届き、手ごたえを感じているといいます。
市庁舎内の取り組みについて、澤田さんは「節電には力を入れていますし、会議資料はタブレットで見てもらうなどペーパーレス化も進めています。さらに、若手職員を中心に市役所の入り口にガーデニングを施しました。これには、訪れる方に楽しんでいただくだけでなく、二酸化炭素を少しでも吸収しようという思いもあります。身近なところから実践する姿勢の表れでもあります」と話します。
最後に、小樽市長から読者のみなさんへのメッセージを紹介します。
小樽市は、美しい海や山などの豊かな自然と、歴史と文化が織りなす情緒あるまちなみが多くの人を魅了しています。しかし、気候変動の影響は着実にこのまちにも及びつつあります。
子どもたちや次の世代が、今と変わらない魅力ある小樽で暮らせるようにするためには、気候変動の問題を自分ごととして考え、私たち一人ひとりが日々の生活の中で「できること」から始めることが大切です。
省エネルギーやごみの減量・分別、地元・旬の食材の選択など、「デコ活」は身近にできることばかりで、決して難しいことではありません。私たちがこれらの行動を積み重ねていくことが、まちの魅力を高め、地域経済を元気にし、安心して暮らせる未来へとつながります。
小樽市は今後も、ゼロカーボンシティ小樽市の実現に向けて、市民の皆さまと手を取り合いながら、デコ活を進めてまいります。どうか皆さまお一人おひとりが、できることから一歩を踏み出していただけますよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
小樽市長 迫 俊哉
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「デコ活チャレンジ15」や、「みんなのデコ活フェスタ in 小樽」を通して、身近なところからできる地球にやさしい暮らしを考えてみてはいかがでしょうか?
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取材:にの瀬
編集:Sitakke編集部
※掲載の内容は記事執筆時(2025年9月)の情報に基づきます
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