2025.09.24

暮らす

北海道でも有数の質…米と水に惚れ込んだ蒸留所オープン 新たなジンやウイスキー

道内有数の米どころ、上川の東川町に、自治体と民間が連携した「公設民営型」の蒸留所がオープンしました。

8月27日、東川町にオープンしたクラフトジンなどを製造する「丹丘蒸留所」。
町が施設を建て、民間が製造を行う「公設民営型」の蒸留所です。

「公設民営型」の酒蔵は、5年前に岐阜県から移転してきた「三千櫻酒造」に続いて2か所目です。

国際的な評価を受ける香港の蒸留家が新たな生産拠点を探す中で、東川町のおいしい水や米に惚れ込み、この地での製造を決めました。

試飲した人からも「おいしい」という声が聞かれました。

27日にリリースされたジン『雪の窓』には14種類のボタニカルが使われていて、その中には東川町産のトドマツの葉も使われています。

新たな特産品としてふるさと納税の返礼品にも提供され、国内外に町の魅力を発信したい考えです。

丹丘蒸留所の針ヶ谷元基さんは「われわれが発信源になって東川町の魅力を、製品を通じて発信していきたい」と話します。

丹丘蒸留所では8月28日から蒸留所の見学ツアーを行うほか、9月からはシングルモルトウイスキーの蒸留も開始する予定です。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年8月27日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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