2025.09.25
出かける北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介する連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」。
自分の足で歩いた先にある絶景と、おいしいごはんは、もう最高!
文化部出身・運動神経ゼロの私でも楽しめる「コスパはなまる山」が盛りだくさんです!
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
札幌の中心部から車を走らせること30分ほど。
定山渓も近くてかなり自然も豊かな場所にあるのが「観音岩山(かんのんいわやま)」、通称「八剣山」です。
標高498メートルの低山ながら、札幌の街並みを一望できる人気の山。
しかもスリルも味わえるんです。
今回は「山の専門家」頼もしいガイドさんが一緒に登山してくれました!
札幌出身の奈良亘さんです。
奈良さんは世界40カ国以上の山々を歩き、南極越冬隊として活動した経歴を持つ異色の山岳ガイドです。
そんなプロフェッショナルと一緒に登頂を目指しながら、初心者でも安全に登るための秘訣を教えてもらいたいと思います!
まず北海道の山を楽しむには、プロならではの備えが欠かせません。
私はまだ、クマには出会ったことがありませんが、この日もクマ鈴とクマスプレーは持参していました。
まずは奈良さんに、あったら便利なクマ対策グッズを紹介してもらうことにしました。
まずは基本中の基本。
クマ鈴から。
最近のクマ鈴は、音を鳴らしたくないときにパッと止めて、鳴らないようにすることができます。
地下鉄や、公共交通機関に乗るときにチリンチリン鳴るとちょっと恥ずかしいですからね…!
林道が伸びていて、クマがいそうというところでは、こんなホイッスルがおススメ。すごく高い音が遠くまで届きます。
もし、遭難をしてしまった場合などに自分の居場所を誰かに知らせるためにも役立ちます。
やっぱり何事も、備えが第一!
クマ対策の音が鳴るグッズを使う上で大切なのは、「持つ」ことではなく、音を「出し続ける」こと。
風向きなども見ながら、クマに人の存在を知らせ、「出会わない」ようにします。
クマスプレーなど、「それでも出会ったとき」のための備えも必要です。
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■天気を味方にすると、暮らしはもっと快適になる!:連載「お天気コラム」
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