「凍るくらい寒い!まじで!」と言いながら、子どもたちが体験しているのは、「マイナス30℃」の世界。
8月の札幌の最高気温から約60℃低くなると…30分ほどでカップ麺が固まってしまいます。
札幌市の道立消費生活センターで開かれた「夏休み親子教室」です。
「極寒」体験が行われたのは、普段は一般公開されていない「商品テスト室」で、まさに特別な体験でした。
参加した子どもたちは「ただただ寒い、もう入りたくない」と話します。
参加した子どもの保護者からは「いまの時期、ちょうどいいんじゃないか」という声が聞かれました。
小学3年生から6年生の子どもたちと、その保護者を対象に「暮らし」に関する知識を楽しく学んでもらおうと開かれたこの教室。
さらにこんな体験も。
北海道立消費生活センター教育啓発グループの岡川洋平さんが行っているのは、みんな大好き「清涼飲料水」を作る体験です。
いつも飲んでいるものに、実際はどのくらいの砂糖が含まれているか感じてもらうものです。
500ミリリットルの清涼飲料水の中には、50グラムもの砂糖が含まれています。
このままだと甘すぎると思いますが…クエン酸を加えるとある変化が起きます。
参加した子どもたちからは「甘い味からしょっぱい味になった」「ああ!すっぱ!!」という声が聞かれました。
クエン酸ですっぱくなった水。
ここに炭酸を加えると砂糖の量は変わりませんが、さらに飲みやすくなりました。
保護者からは「子どもに甘いもの飲むんじゃないよって言っても言うことを聞かないので、口で言うよりも実際に体験してもらいたいなと思って」と話していました。
大人も子どもも成長の夏を過ごしたようです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年8月12日)の情報に基づきます。
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