コートヤード・バイ・マリオット札幌では近距離の移動手段として期待し、LUUPの駐輪場を設置しました。
「宿泊客が今までタクシーでの移動だったのが、こういう移動に慣れれば便利かなと。ホテルも密集しているので観光で来られているお客様の足になれれば」
法律上は、特定小型原動機付自転車となっています。
16歳以上が運転できて、免許は不要です。
走れるのは、原則、車道でヘルメットは「努力義務」で着用ということです。
2025年は、札幌では雪が降る前の11月16日まで利用できます。
札幌市内の電動キックボードを借りたり返したりできる駐輪場の場所「ポート」と呼ばれるところで、乗ることができ、札幌には、約50か所設置されています。
北は地下鉄南北線の「北24条駅」、東は「JR苗穂駅」のあたり。
南は市電の南側、「山鼻地区」。
西は東西線「西28丁目駅」の近くと、かなり広い範囲という印象です。
2024年2月、名古屋で起きた事故では、電動キックボードが歩行者の男性に衝突。
男性は鎖骨を折るなどの大けがをしました。
2024年、電動キックボードを含む特定小型原動機付自転車の交通違反は、全国で4万1246件に上りました。
また、事故で1人が死亡、350人がけがをしています。
時速20キロで縁石に突っ込んだ場合の実験では、ヘルメットを着けていても頭を骨折する恐れがあるということです。
また時速6キロの低速でも、歩行者に当たれば、相手を転倒させかねません。
JAF事業課交通環境係の安藤純一係長は「歩行者が優先になりますので、無理な運転はしない。近づきすぎないというところも注意していただいた方がいい。立って乗車しているので、どうしても頭のほうから道路に倒れこんで行きやすい。ヘルメットは必ず着用して運転していただきたい」と話しています。
LUUPの場合、電動キックボードには危険行動を探知するシステムがついていて、逆走や禁止場所の走行を繰り返した場合には、運転者のアカウントを凍結して対応し、安全対策を強化するなどしています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年8月5日)の情報に基づきます。
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