高齢者施設などで笑顔や癒しを届ける「セラピードッグ」。
その活動が『ピンチ』を迎えています。
トイプードルのモモちゃんが訪れたのは、北海道南幌町のデイケア施設。
モモちゃんは利用者と触れ合い、笑顔を広げるお手伝いをする「セラピードッグ」です。
利用者からは「ファンサもらった」という声。
活躍の場が広がる一方で、北海道ボランティアドッグの会の高瀬忠則副理事長は「会員自体がいないので新規の依頼をみんなお断りするか、もしくは待ってくださいということで…」と実態を話します。
ピンチを迎えているセラピードッグの活動を取材しました。
この施設では、2024年から月に1回の行事として、セラピードッグの訪問を取り入れています。
おなかをもしゃもしゃすると、おへそも見せてくれました。
ひざの上で抱っこもできます。
介護老人保健施設ゆうの山口あゆみ副主任は「ワンちゃんの名前を呼んで仲良くなったりとか。表情で分かるんですけど、明らかに効果はあると思いますね。癒しの効果とか」と話します。
セラピードッグを派遣したのはNPO法人「北海道ボランティアドッグの会」です。
登録しているセラピードッグは、一般の家庭で飼われている犬たち。
飼い主と一緒にボランティアで参加します。
犬たちは、最低限のマナーを身に着けているか、飼い主と適切なコミュニケーションがとれるかなどについて、適性検査を受けています。
セラピードッグは、こんなところにも。
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