午前2時半。凜さんの1日は、星がまだ輝く時間に始まります。
現在、国内で生産されるコンブのうち、約15%を南茅部産が占めています。
手慣れた様子の凜さんは小学校3~4年生のころから漁を手伝っているといいます。
午前4時。この日は、お父さんと一緒にコンブを収穫しに沖へ。
船に乗って沖に行くのは初めての経験です。
沖にはたくさんの養殖場があり、潮の流れに沿って漂うコンブを集めます。
船の上でのお父さんの姿を初めて見る凜さん。
「すごいな。いつもふざけてるけど仕事になるとまじめで、そういうところはすごくかっこいい」
お父さんに教えてもらいながら、一緒にコンブを次々と上げていきます。
凜さんの父の長谷川広宣さんは「頼もしい」といい、凜さんも「こういいう景色をみるとやっぱりコンブ漁やっててよかったなと思いますね」と笑います。
午前8時、漁を終えた凜さんは学校に。
エナジードリンクを飲みます。
すでに起床して6時間。体育などの授業をこなし、放課後には生徒会の活動も…ハードな1日です。
「朝早いですし、終わった後のやりがいはすごくある」
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