将来、子どもたちがなりたい人気の職業「医師」の仕事を体験するイベントがありました。
札幌市中央区にある札幌西円山病院で医療器具の使い方を聞くのは、札幌市の円山西町児童会館の小学生たち。
「キッズドクター」として実際に患者を診察します。
「患者さんと会うところが、緊張している」と話す子どもたちは、白衣を着てさっそく診察へ。
「患者役」は、ケアハウスに入居している元気な高齢者たちが買ってでてくれました。
イベントを企画した札幌西円山病院は、高齢者が多く通うリハビリテーション病院です。
札幌西円山病院の加藤彩芳さんは「近くに住んでいる子どもたちに、せっかく病院や施設が近くにあるので、もっと病院や施設を知ってもらう機会にしたい」と話しています。
「キッズドクター」は、本物の医療器具を使い、患者の握力測定や骨密度、血圧などを測ります。
「筋肉の量がちょっと少ないかもしれません。なので、睡眠をとったり、運動をしたり、栄養をとったりすることが大切です」
そんな「ドクター」に「すごいよ、立派だよ、先生だもん」と高齢者が答えます。
キッズドクターは「大変な作業を毎日していて、すごいなと思った」と話していました。
医療の大切さを体験した「キッズドクター」たち。
北海道の医療を支える本物のドクターがここから誕生するかもしれません。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月29日)の情報に基づきます。
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