強盗傷害の非行で少年院に収容された元犯罪少年らが、『駄菓子BAR』という、ちょっと変わった店を開いています。
連載「じぶんごとニュース」
札幌・白石区菊水の住宅街に、放課後、子どもたちが集まってくる店があります。
店の中には懐かしさを感じる駄菓子がたくさん並んでいます。
会計が済むと、子どもたちは駄菓子を手に、店の奥にあるカウンターへ移動。
テーブルのコーラは、店のサービスです。
「この駄菓子が、コーラに合うんですよ」
うれしそうに、まるで、一日の憂さを晴らすかのような子どもたちの姿。
大人も顔負けです。
そんな子どもたちが集う駄菓子店を切り盛りするのは、27歳の松田裕輝さんと、その弟たちです。
札幌・白石区菊水にある店の名前は『ネイムレス』。
駄菓子店を兼ねたBarという、ちょっと変わった店です。
「この辺が、母子家庭や父子家庭が多い地区ということがあって…、治安が悪いとみられがちな菊水を、子どもと大人がコミュニティを図れる場として、昼は駄菓子屋さん、夜はバーという形でやっています」
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