2025.09.07

深める

強盗傷害で少年院へ…元犯罪少年が寄り添う「寂しい子どもたちを減らす」駄菓子バー

強盗傷害の非行で少年院に収容された元犯罪少年らが、『駄菓子BAR』という、ちょっと変わった店を開いています。

連載「じぶんごとニュース

子どもたちが集う場所

札幌・白石区菊水の住宅街に、放課後、子どもたちが集まってくる店があります。

店の中には懐かしさを感じる駄菓子がたくさん並んでいます。

会計が済むと、子どもたちは駄菓子を手に、店の奥にあるカウンターへ移動。
テーブルのコーラは、店のサービスです。

「この駄菓子が、コーラに合うんですよ」

うれしそうに、まるで、一日の憂さを晴らすかのような子どもたちの姿。
大人も顔負けです。

そんな子どもたちが集う駄菓子店を切り盛りするのは、27歳の松田裕輝さんと、その弟たちです。

札幌・白石区菊水にある店の名前は『ネイムレス』。
駄菓子店を兼ねたBarという、ちょっと変わった店です。

「この辺が、母子家庭や父子家庭が多い地区ということがあって…、治安が悪いとみられがちな菊水を、子どもと大人がコミュニティを図れる場として、昼は駄菓子屋さん、夜はバーという形でやっています」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X