とってもかわいらしいシッポのお写真をいただきました、さてこのシッポの〝持ち主〟は?
バンビちゃんこと、ことしの春に生まれたエゾシカの子でした。
先日、道東の野付半島に行って来たのですが、日中、たくさんのエゾシカが、海の浅瀬で、背中まで水につかるようにして海水浴(?)をしていました。
暑さを少しでもしのぐためなのか、あるいは異常に発生している、蚊やアブから身を守るためなのか。
その後、スコールのような雨が降ってきたのですが、その雨上がりに出来た水たまりにエゾシカが集まり、ノドを潤していました。
天敵のオオカミがいなくなってしまってから、エゾシカが生きるために苦労を強いられるのは、おもに深く積もった雪や、冬場のエサ不足なのかなあと勝手に思い込んでいましたが、記録的な暑い夏も、エゾシカに与える影響は少なくないようです。
◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。
パートナーメディア