1戸に対応するだけでも大変ですが、空き家は今や北海道内に40万戸以上…。
私たちの身の回りにもきっとあります。
空き家を放置することのリスクについても、岡本教授は次のように指摘しています。
・倒壊や損壊で他人にけがをさせる
・景観の悪化
・放火や不法侵入
・落雪による交通遮断
空き家問題の解決が難しくなる背景についてもこう教えてくれました。
・所有者が近くにいるとは限らない
・相続で権利が分散しているケースも
・問題が起きたときに、自治体が人手不足で支援も手薄になりがち
では、どうすればいいのか…
まずは、親子や親族で「元気なうちに」話し合っておくことが第一です。
長期入院や施設入所の際に、自宅をどうするかアドバイスを受けるなど、医療や福祉との連携を強化することも大切です。
私たちも当事者になるかもしれない、空き家問題。
市町村によっては解体や改修の補助金もあるので、悩んでいる方は、まずお住まいの市町村にご相談ください。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月1日)の情報に基づきます。
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