小樽市の住宅地では、空き家による周りへの被害も。
空き家の隣の敷地は徳丸工業を営む北田大輔代表の作業場兼資材置き場です。
2025年3月、空き家の屋根から、大量の雪が落ちてきたといいます。
「ものすごくびっくりしました。もう家が崩れるんじゃないかって規模で…」
雪は壁を突き破って屋内へ。
柱をへし折り、トイレも断熱材が露出するほどの被害を受けました。
一時的な修理にかかった費用は、100万円あまり…
一方、空き家の持ち主はすでに相続を放棄していて、いまは国の財産になるまで弁護士が建物の管理をしています。
本格的な修理にはさらに数百万円かかる見込みですが、金額面で折り合いがつかず、弁護士を通して話し合いが続いているといいます。
HBC報道部は、建物を管理する弁護士に取材を申し込みましたが「一切お答えできない」と断られました。
徳丸工業の北田代表は「私も実家に両親がいて、ここと同じくらい山奥。空き家問題は明日は我が身の問題なのかな」と話します。
■ ヒグマだけじゃない!森の「危険な生きもの」と対策を、毎日森を歩く公園スタッフが解説
パートナーメディア