2025.09.05

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「幼馴染5人のうち、4人は天国、1人は地獄…話し合いで決めろ」舞台『天国への会談』稽古に参加して知った、チケットの重み【実践レポ⑤】

札幌の「ジョブキタ北八劇場」で開かれている演劇ワークショップ。
HBC演劇エンタメ研究会(略してエンケン)会長の堰八紗也佳(せきはち・さやか)アナウンサーが、「表現の幅を広げたい」と、自ら志願して参加しています。

演劇に熱い思いを向ける人々の思いとは。演劇を学ぶことで、何が見えてくるのか。
堰八アナとSitakke編集部IKUがシリーズでお伝えします。

第1回からワークショップでの驚きや難しさをお伝えしてきましたが、堰八アナはオーディションに合格!
9月19日から21日に、札幌の「ジョブキタ北八劇場」で上演される『天国への会談』への出演が決定しました。

今回は、本格的に稽古が始まった、ワークショップ後期の様子をお伝えします。

「天国と地獄を話し合いで決めろ」

エンケン会長で、HBCアナウンサーの堰八紗也佳です。

8月下旬からはオーディション合格者が参加するワークショップ後期。ワークショップと言っても、ここからは実際に9月の公演『天国への会談』に向かって稽古を進めるようなものです。

私は天界の使者・ルカの役にダブルキャスト(公演期間中、2人の役者が交代で同一の役を演じること)で選ばれ、全6ステージのうち3ステージに出演します。

左から堰八アナと五十嵐みのりさん

同じ役を演じるのは、フリーの舞台俳優・五十嵐みのりさん。
これまで舞台で活躍する五十嵐さんを見て、大好きな俳優だったので、「いろいろ教えてください!」と挨拶すると、五十嵐さんは「私も堰八さんの良いところは盗んでいくので、一緒に頑張りましょう!楽しみですね!」と言ってくれました。

『天国への会談』は、納谷さんが20数年前に富良野塾で初めて書いた作品。これまで2回上演しており、今回で13年ぶり、3回目の上演となります。

『天国への会談』ストーリー

ある日曜日の夕方、喫茶「楽園」では、常連客である草野球チーム「柴又タイガース」の幼馴染み5人組が、今日も試合に負け、責任の擦り合いをしている。

そんな中、突然の事故によって、5人全員がこの世を去ることになり、天国でも地獄でもない、天界の分岐点に行ってしまう。
そこに、得体の知れない天界の使者ルカと手下の赤・黄・青が現れ、5人に天国と地獄を話し合いで決めろと言う。

しかも、天国に行けるのは4人。残る1人だけが地獄。お互いをよく知る5人は、戸惑い、混乱し、極限状態に追い込まれながら、究極の選択をすることに…。
果たして5人の運命はいかに!?

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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