2025.08.30

育む

小学校に入ったら連れて行くと決めていた景色…故郷の光と音にこうちゃんが“もつけ”になった日【いっくじ日記#18】

大きな音が本当に苦手なこうちゃん

こうちゃんが生まれてから、ねぶた祭りに合わせての帰省はしていませんでした。

でも8月に入ると、青森市民の“血”が流れているから?
私の頭の中に、ヒューヒューヒュールルルという笛の音が響くことがあるのです。

そして日頃のストレスを発散させるような「ラッセラ~ラッセラ~!」という踊り手(ハネト)の声と、ドンドドンドンドンという大きな太鼓の音も。

こうちゃんが苦手なのは、この大きな“音”。
小さいころから大きな音が苦手です。

例えば、掃除機をかけるとき。

我が家は比較的大きな音が出るハンディ掃除機を昔から使っているのですが、何も言わずにかけ始めると、こうちゃんはびっくりして声が出なくなるくらい震えて泣き、プチパニックに。

最近はもう何も言わずに掃除機をかけても平気ですが、大きい音にはやっぱり敏感。

花火大会も「音が怖いから嫌」

雷がなる夜は「窓閉めて~!」

窓を閉めているのにさらに閉めてと耳を塞ぎながら言うことも…。

ねぶた祭りは体全体に響く大きな音が魅力です。
それが怖いと泣きだされたら…と思い、今までは毎年諦めていましたが、小学校に入学したら連れて行こう!と決めていたのです。
きっと、大きくなっても夏の思い出として記憶に残るはず。

念のため、リュックにはワイヤレス、有線、2種類のイヤホンを入れて帰省しました。
子ども用のヘッドフォンも。

そして青森に着いた次の日。
8月3日午後7時。
大きな花火の音を合図に、「ねぶた」のパレードが始まりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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