2025.08.27
深める全長100メートルのハウスで効率的に運搬を行うため、一輪車を使って一度に多くのメロンを運びます。
作業スタート!…と言いたいところですがさっそくストップ!
実はメロンって「とげ」があるって知っていましたか…?
細かいとげが無数にあって、触ると皮膚がささくれのようになるほどなんです。
なので手に刺さっては危ない!ということで、収穫のときには手袋をするのだそう!
師匠に農作業用のものをお借りしました。
ですが、自分ではめると、なんと裏返し…。
これには師匠も苦笑い…。
「ここから始めましょう!」ということで、本当に1から教えてもらうことになりました。
この日収穫するのはおよそ200玉。
全て手作業で収穫を行います。
高級メロンなので扱いはとてもデリケートです。
一番に教えてもらったのは「できるだけヘタを持たない!」ということ。
ヘタは夕張メロンにとってとても大事な商品価値なのだそう。
例え中身が同じ品質だとしても、ヘタがないだけで商品価値はかなり下がってしまうんです。
できるだけヘタを傷付けないように、折らないように…メロンの球を持って慎重に持ち上げます。
こうして一度に一輪車に積むメロンの総重量は約30キロ!
運ぶのにバランスを保つのが非常に難しい!
手にも負担がかかって、まさに力仕事…!
次の日は腕が上がらないほどの筋肉痛になりました(涙)
収穫した200玉のメロンを運んではトラックに乗せる地味な運搬作業…。
この重労働が夕張メロン農家の一日の始まりなんですね。
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