2025.08.26

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友だちの恋心に気づかず茶化してしまった…もめてしまったあとにできることとは【お悩み#92】

あたしなりのAnswer

お花シリーズ 忙しくて飾れなかったタイミングでプレゼントしていただいた「ビーズフラワー」

さて、今回のにねんせいさんの悩みのひとつは「自分の気持ちを伝えるべきタイミングってありますか?」というものでしたね。

そうね、改めて難しいことだよなぁと思いつつ。

大切なひととの仲直りの仕方、「ごめん!」の伝え方については、以前別のコラムで熱弁をふるわせてもらっているので、そちらをぜひ。

この中でも書いたのですが、タイミングは待つものではなく自分で作るもの。

それに、「しばらく接近はしないようにしていく」ともお手紙では書いていたけれど、距離を置きすぎてしまうのは正直悪手。

これまで通り仲良くいたいのならば、その「仲良くいたいんだ!」という願いそのままに、相手にまっすぐアプローチする方がやはりいいんじゃないかなぁと、そうあたしは思います。

と、こう書くことで、ひとつの方向性をまず提示した上でなんだけれど。
もう少しだけ突っ込んだことも記しておこうかな。

にねんせいさん。
あなたは、残りの中学生の時間を「どうしていけばいいでしょうか?」と質問してくれました。
これがあなたの悩みの芯の部分なんだろうなぁと、お手紙を読んだとき、あたしは最初にそう思ったの。

そうだよね。
友達の恋心を無碍にしてしまい、そのことでしっかりと責められ。

あなたはおそらく「自分はなんて最低な人間なんだ」と、自分自身に対してそれはもう、これまでにないような失望感を抱いてしまったことでしょう。
(だからこそ、学校もちょっと休んじゃったわけよね。似たような経験、あたしにもあるわ)

傷つけてしまった相手も、その相手が思いを寄せる人も同じ空間にいる、狭い学び舎のなかで。
これから果たして自分は、前と変わらず日々を過ごし、笑顔で周囲と接することなんてできるだろうかと、不安に思うのも当然だろうなぁと思います。

吐露してくれている目下の「辛いし、申し訳ないし、悲しいし」といった心境は、きっとしばらく続いてしまうんだろうなぁとも、画面の向こうからではありますが、あたしはそう想像しています。

でも、だからこそ。

にねんせいさん、あなたはその失望や不安、辛さ、申し訳なさ、悲しさ、すべてをしっかり「自分のもの」「自分のもたらした結果」として受け止めながら、これからも学校に通ってみてください。
通い続けてください。

そして、その学校生活の中で、今回親友に対しておかしてしまった過失を「どうやって自分で尻ぬぐいするか」「どうやったら尻ぬぐいしたことになるのか」を考え続け、なんなら行動に起こしてみてほしいんです(先ほどの「仲直りの仕方」コラムは、行動を起こす際のひとつの参考になるであろうと思い、紹介しています)。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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