とよひら公園内科クリニックの藤本院長は、2025年の「百日せき」の感染拡大は”けた違い”で、乳幼児や子どもだけでなく、大人も多く感染しているといいます。
「せきの症状で診察に来る患者も『何か違う』という言う人が多い。『こんな咳したことがない』というか、コンコンってのどから出るせきではなく、ゲホゲホとえづくような」
大人世代は、子どものころに3種混合や4種混合で百日せきのワクチンを打っている人が多いのでそこまで重症化することは少ないものの、「いつもとは違うせき」を訴える人が多いのだそうです。
お盆の帰省などで、人の移動が増えるこれからの時期、症状が出た場合には、マスクの着用を徹底し、早めの受診を心がけてほしいと呼びかけています。
「周りの何でもない人にマスクをしてくださいというのは難しいので、患者側になったときはしっかりマスクをつけてほしい」
特に「コロナ明け」以降の最近は、病院への受診の際のマスクなどの対策の意識が薄くなり、病院に普通に来る人が増えているのだといいます。
「病院に電話を1本かけるくせを、今一度思い出していただきたいなと思いますね」
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