2025.08.22

暮らす

“けた違い”の拡大「1時間ごと苦しくて飛び起きる」百日せきの予防ポイント

いつもと「何かが違う」せき

国立健康危機管理研究機構

とよひら公園内科クリニックの藤本院長は、2025年の「百日せき」の感染拡大は”けた違い”で、乳幼児や子どもだけでなく、大人も多く感染しているといいます。

「せきの症状で診察に来る患者も『何か違う』という言う人が多い。『こんな咳したことがない』というか、コンコンってのどから出るせきではなく、ゲホゲホとえづくような」

大人世代は、子どものころに3種混合や4種混合で百日せきのワクチンを打っている人が多いのでそこまで重症化することは少ないものの、「いつもとは違うせき」を訴える人が多いのだそうです。

お盆の帰省などで、人の移動が増えるこれからの時期、症状が出た場合には、マスクの着用を徹底し、早めの受診を心がけてほしいと呼びかけています。

「周りの何でもない人にマスクをしてくださいというのは難しいので、患者側になったときはしっかりマスクをつけてほしい」

特に「コロナ明け」以降の最近は、病院への受診の際のマスクなどの対策の意識が薄くなり、病院に普通に来る人が増えているのだといいます。

「病院に電話を1本かけるくせを、今一度思い出していただきたいなと思いますね」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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