2025.08.26
みがく納谷さんが私たち参加者に向けて特に何度も言っていたのは「ちゃんと受信して!」ということ。
発語をすることが演技ではありません。相手の言葉を“受信”することにより、自然に自分の中から言葉が出てくる状態にしなければなりません。
アナウンサーの世界でも、話すのが上手くなりたかったら、まずは聞き上手になりなさいというのが鉄則。
しかし、演劇の場合はあらかじめ決まったセリフが台本に書かれているので、それをわざわざ「受信する」ということにも苦戦しました…。
舞台上で動きを付けて演じると、なおさら受信のスピードに頭の回転が追い付かず…自分の鈍さに驚きました。
ワークショップの中で、参加者が円になり、1から順に数字を言っていき、「3」がつく数と、「3の倍数」のときに手をたたく、というトレーニングがありました。
このとき、演劇には理系の頭脳が必要と言われていたのですが、頭の回転が動きに追いつかないと感じるたびに、その言葉を実感しました。
ただ、今回は“将来の演劇人を育てるためのトレーニングワークショップ”なので、大事なのは現状よりも“上昇率”だとも言われました。
日々少しずつでも上昇している姿を納谷さんに見せることができているのだろうか…?毎日続くワークショップの中では、目に見えるような自分の変化を感じることができず、不安な気持ちに襲われました。
しかし念願だった演技をできることはとても嬉しくて、楽しみながら、もがいている感覚です。いよいよ、運命のオーディションを迎えます…。
続きは次回の記事でお伝えします。
ワークショップ内でのオーディションに合格した参加者が、9月19日(金)〜9月21日(日)に上演される『天国への会談』に出演できます。
チケットご予約の際は、予約フォームにある注意事項をご確認ください。
◆文:エンケン会長/HBCアナウンサー・堰八紗也佳、Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は記事執筆時(2025年8月)の情報に基づきます
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