2025.08.25
みがく演技は身体ファースト。演じる人物の身体の動きを最初に考える習慣をつけることが大事だといいます。
納谷さんから「スローモーションで歩いてください」と言われ、全員がステージ上で一斉にスローモーションで歩いたり走ったりするというトレーニングが、何度も行われました。運動が苦手な私は、滞空時間に片足がふらつき、すぐにバランスを崩してしまいます。うまく動けません。
そもそも人が歩いたり走ったりするときにどんな動きをしているのかわかっていない、ということを認識しました。
しかし、毎日練習して「堰八さん、上手にできていますよ!」と言われたときは嬉しかったです。
演技は、その状況を“表現する=SHOW”の演技と、そこに“存在する=DO”の演技があり、納谷さんが目指すのはその中間。セリフを発声・発語することが演技ではなく、「身体」「表情」「呼吸」などを駆使して、セリフとして書かれている言葉が口から出てくる内面を作らなければならないことも教わりました。
俳優として、そこに生きる。
つまり、「お腹が空いた」という言葉は実際にお腹が空いている状態にしないと出てくるものではないし、辛く悲しいシーンでは、そのたびに辛い思いをしなければならない…ということなのです。
技術よりも心。心が技術を上回らないと、人の心を打たない。
これは、アナウンサーとしても常に大切にしたいことです。
続きは次回の記事でお伝えします。
ワークショップ内でのオーディションに合格した参加者が、9月19日(金)〜9月21日(日)に上演される『天国への会談』に出演できます。
チケットご予約の際は、予約フォームにある注意事項をご確認ください。
◆文:エンケン会長/HBCアナウンサー・堰八紗也佳、Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は記事執筆時(2025年8月)の情報に基づきます
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