2025.08.28

出かける

「調べる」から始める子どもの成長体験。北海道の自然と触れ合いながら作る”自分だけ”のレポート

「自分で調べる」経験は、新しい発見がいっぱい。帯広市野草園は、東京ドーム1個分の広大な敷地内に、希少な植物や野生動物が生息しています。調べたり聞いたりしながら自分だけの調査レポートをまとめよう。

発見がいっぱい!自然と触れ合おう

教えてくれた人 児童会館 こども科学係 須賀研介さん「どんな植物があるのか注目しながら歩いてみよう!」

約4万3530平方メートルの敷地の中に370種類の植物が生息し、季節の移ろいとともに装いを変える野草園。開拓当初の自然風景が残っており、貴重な野草樹木を保存し、市民の散策の地として1958(昭和33)年7月に開園した。

園内を歩いていると、いたるところに植物名を記した案内板が登場する。その植物が生えてくる場所に置かれているため、芽生え、つぼみ、種子など植物の成長を知ることができる。また「園内を流れる『ウツベツ川』には毎年9月下旬になるとサケの仲間『サクラマス』が産卵のために約90キロメートル離れた海から遡上(そじょう)してきます。なぜここまでたどり着けるのかなど調べてみるとおもしろいです」と須賀さん。

ほかにも種に注目してみると、形や大きさ、色もさまざま。種から育つ植物や、受粉方法など種ができるまでの過程を学びながら、普段目に留める機会が少ない野草との触れ合いを楽しもう。

園内には、エゾリス、キタキツネ、エゾモモンガなどの動物も生息。木をじっくりと観察するとゴジュウカラの巣なども見つけることができるかも

この植物も気になる~!

知らない植物がいっぱい!管理人さんに聞いてみよう♪

Chaiでじ

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