2025.08.24

みがく

「札幌で、演劇を職業にする」本気のワークショップ開催中。アナウンサーが飛び込んで見えてきたもの【実践レポ①】

どんな人たちが参加しているの?

堰八アナが参加するワークショップの初回、私・Sitakke編集部IKUも、ワークショップを見学させていただきました。

幅広い年齢層の参加者が、少し緊張した面持ちで劇場に入ってきます。

開発唯貴(かいはつ・ゆいき)さんは15歳の高校1年生。
小学校の学習発表会が楽しかったことから、中学1年生から劇団に所属しています。

「劇団ごとに考え方が違うので、いろいろな芝居を学びたい」と、このワークショップに臨みました。ワークショップの先にある公演には日程の都合がつかないため、オーディションには参加できないそうですが、それでも「自分は一番下の世代。先輩たちの演技を見るのは勉強になる」という意欲で参加しています。

演劇経験がないという人も参加していました。森谷宏平(もりや・こうへい)さん・25歳。
ことしの5月から声優事務所に所属し、新たな挑戦をしていますが、周りには経験者が多く、自分も勉強したいと思い、演劇ワークショップへの参加を決めたといいます。

大川原歩(おおかわら・あゆみ)さんは、3月までは東京で芸能関係の仕事をしていました。今は地元・北海道に戻り、ボイストレーナーをしていますが、もともとローカルタレント志望。ですが、「40代になってから、テレビのローカルタレントになる難しさを感じていた」といいます。

「ジョブキタ北八劇場」アーティスティックコーディネーターの小島達子さんに相談したところ、「ローカルタレントになることは容易ではないかもしれないけれど、劇場にはメディアの方々が来てくださることも多いので、まずは出て、知ってもらうことが大事」というアドバイスをもらったことがきっかけで、演劇を学び始めました。
(初回からつい気になって大川原さんに声をかけてしまったHBC社員の私、まんまと…!)

すでに舞台で活躍している方も。「ELEVEN NINES」の俳優・内崎帆乃香(うちざき・ほのか)さんに、なぜ初心者も参加するワークショップに出ているのか聞くと、「演技は勉強しかない!いろいろな人の演技の仕方を見ると、引き出しが増える」と話していました。

内崎さんと、五十嵐みのりさんには、堰八アナの演技を見てどう思ったかも聞いてみました。

五十嵐さん「堰八さんの『人の好さ』が演技に出ているなと思いました。その人本来が持っているものって大事だと思います」
内崎さん「私も思った!普段からいい人なんだな~って」
…と、お褒めの言葉だけだったので、「アドバイスもください!!」と無理に頼んで考えてもらいました。

五十嵐さんは、「初めてなので、納谷さんから演出がついたときに、少し戸惑っている様子も見えました。これから伸び伸び演技ができるようになって、一緒に舞台に出られたら楽しみだなと思います」
内崎さんは、「アナウンサーってきっと声の表現が中心ですよね?体での表現が磨かれるとどうなるのかが楽しみ」と話してくれました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X