2025.08.24

みがく

「札幌で、演劇を職業にする」本気のワークショップ開催中。アナウンサーが飛び込んで見えてきたもの【実践レポ①】

「プロを目指す人と出会いたい」
そんな“本気”の演劇ワークショップが、札幌で開かれています。

演劇に熱い思いを向ける人々の思いとは。演劇を学ぶことで、何が見えてくるのか。
HBC演劇エンタメ研究会(略してエンケン)の堰八紗也佳(せきはち・さやか)アナウンサーと、Sitakke編集部IKUがシリーズでお伝えします。

ワークショップに志願して参加!

エンケン会長で、HBCアナウンサーの堰八紗也佳です。

これまでSitakkeの記事で、札幌の劇団や劇場を紹介し、演劇界を応援してきました。
個人的に演劇やミュージカル鑑賞が大好きで、様々な演目を観に行っています。

私は小学生のころ頃からテレビドラマが大好きで、中学に入学する際「演劇部に入る!」と心に決めていたのですが、残念なことに、その中学校に演劇部は存在しませんでした。
そのまま演技を学ぶ機会がないまま今に至るのですが、思いがけず、HBCが2025年春に放送したオリジナルドラマ『三笠のキングと、あと数人』で、司会者役として出演!

これを機に、実は昔から密かに胸に抱いていた「劇場の舞台に立つ側の景色を見てみたい」という想いが湧き上がってきました。

そして、もしかするとその夢を実現できるかもしれないという挑戦の場に、いま私は、自ら志願して立っています。

左が納谷さん、右端でもんすけTシャツを着て立っているのが堰八アナ

なんと、あの倉本聰さんの愛弟子である納谷真大(なや・まさとも)さんが講師を務める演劇トレーニングワークショップに参加させてもらうことにしたのです!

ワークショップは、15歳~59歳までの“演劇を志す人”なら誰でも参加できるもので、経験は問いません。ジョブキタ北八劇場の芸術監督である納谷さんから演技を学べることはもちろん、オーディションも兼ねていて、合格した参加者は9月に公演予定の『天国への会談』に出演することができるのです!

劇場オープン時にも取材をさせていただきました。左から堰八アナ、「ジョブキタ北八劇場」アーティスティックコーディネーターの小島達子さん、芸術監督の納谷さん

未来を支える演劇人を育てるためのワークショップで、納谷さんは「自分がこの世界からいなくなってからも、プロフェッショナルが残るような礎を築いていきたい」と、気合い十分。

演劇界を応援するためにも、演劇を志す人の情熱や苦悩など、さまざまなものを私も身をもって体感し、知りたい。そして、声を生業とするアナウンサーとして、演劇界から少しでも表現力向上のヒントを得たい!

そんな気持ちもあって飛び込んだトレーニングワークショップ。私のガチンコ勝負が始まりました。もちろん、参加するからには、絶対に『天国への会談』出演の切符も勝ち取りたいと思っています!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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